暑さ対策(体を暑さに慣らしていく)
ここ数日、徐々に暑い日が増えてきました。アスリートに限らず一般のスポーツ愛好家にとっても、夏場の屋外で試合や活動がある方にとっては、安全にスポーツを楽しむ上でも、暑さに体を慣らしていく(暑熱順化)はとても大切な要素になります。
私も夏場のトライアスロンシーズンへ向けて、先日のあえて暑い日の昼間、都内の陸上競技場でランの高強度練習を行いました。
都内の最高気温は31.6℃を記録したこの日、練習を行った13時頃の現地の気温などは以下のとおりです。

気温 27.7℃
湿度 48.5%
WBGT(熱中症指数)23.6℃(注意レベル)
※熱中症指数25℃以下は「注意」レベル、25~28℃「警戒」、28~31℃「厳重警戒」、31℃以上「危険」
実施メニュー:ペース走6000m+1000m
現地は気温は暑く感じましたが、湿度はそれほどでもなく、風もあったことから、ペース走序盤は特別暑さがきついと感じることはなかったです。
中盤3000mくらいから終盤にかけて、徐々に心拍も上がり、きつく感じましたが、大きく設定タイムを崩すことなく、暑さに慣れる(暑熱順化)練習としては、良い内容になったと思います
健康管理にとっても暑熱順化は大切
急に暑くなってくると、スポーツをする人、しない人に関わらず熱中症のリスクが高まってきます。特に普段、冷房環境下で長時間生活する人が、外で急に身体活動を行うと、格段にリスクが高まります。
暑さのピークは避けつつ、まだ日照がある夕方などに、あえて少し散歩や買い物に出るなど、暑さに対して徐々に体を慣らしていくことも、夏本番へ向けての体調管理としては大切になってきます。
その際、なるべく水分補給の飲料水などを携行し、体がしんどくなってきたら日陰で休むなど、うまく休みながら、体を暑さに馴染ませてみてください。
釈迦のパーソナルスポーツケアでは、杉並区荻窪、上荻にて、主にスポーツにまつわる様々な痛みや不調のお悩みの解決、大切なレースや試合などへのコンディション調整のサポートを行っております。